予想通り年内リリース

窓の杜で紹介されていた、VSuite Ramdisk というRAMディスクドライバを入れてみました。OS管理外のメモリをRAMディスクにできる、アレです。うちは4GB積んでいるのですが、当然ながら3GBちょっとしかWindowsからは認識できません。つぅことで、900MB程度のRAMディスクを作成できました。ページングファイルの置き場に利用していますが、あまり実感はありません(^^;;; まぁ元々死んでいたメモリ領域ですし・・・。

で、本題。

Windows7のリリースは当初2010年前半とされていたみたいですが、β版の完成度から年内にリリースされるんじゃないか?と思ってました。やっぱりそうみたいです。日本でのリリース時期は分かりませんが、これもおそらく同時とまではいかないと思いますが、年内のボーナス商戦には・・・と勝手に思っています。

で、RC版をVAIO君にβ2版から入れ替えてみました。ログイン画面が和のイメージに?(^^;;;

β2から変わった点といえば・・・XPモードでしょうか。ニュースサイトや解説サイトで既に詳細が分かりますが、イメージ的にいえば、VirtualPC+WindowsXPイメージ+USBサポートといった感じですか。残念ながら、このXPモードはCPUがVT(仮想化技術)に対応していないとサポートされないので僕のVAIO君では無理っぽそうです。

やはりOS載せ替えはメンドクサイことを実感。

(0)Windows転送ツールでβ2の設定やデータをバックアップ
(1)VAIOのリカバリディスクでHDDを工場出荷時に戻す。
(2)Vista SP1を適用。
(3)要らないソフトを全て削除。
(4)Windows7RCをアップグレードでインストール。
(5)使用するアプリ群をインストール。
(6)Windows転送ツールで設定、データをリストア。
(7)DB、各種サーバー、開発ツール・ドキュメントのインストール

という手順を踏みつつ・・・まだ、(7)がまだ終わってません(´ヘ`;)

Webブラウザの本命

マイクロソフトが対FireFox,chrome,Safari用にリリースした、といっても過言ではないでしょう、Internet Explorer 8が正式リリースとなったので、まずは Virtual PC上のXPに入れてみた。特に問題はなく、Web開発者用のツールが標準でつくようになり、IE8,IE7,互換モードとその表示を簡単に切り替えられるのは非常に嬉しい機能。

一通り試してみて、問題らしい問題もなく、メインのPCにもインストールしました。

ただ、気づいたのですが、インストール後、一部のアドオンが無効になってしまいました。現在、エクスプローラ(IEじゃないよ)のアドレスバーの代わりに QT Address Bar というVista風のアドレスバーをインストールしているんですが、これがIE8のインストール後、無効になってました。おそらくデジタル署名かなんかの関係でしょうか?とりあえず、インターネットオプション画面の「アドオンの管理」で有効にすることで解決。

なかなかIE6と違ってかなり速くなっている感じがします。デフォルトブラウザをIE8に戻そうかな・・・。

Internet Explorer 8

Internet Explorer 8

で、VAIO君にインストールしているWindows7βにもインストールしてあげよう・・・と思ってVista用のIE8をダウンロードしたんですが・・・見事にインストーラに蹴られました。OSが違うってさ。

Windows7βにはもともと IE8のβ2が入っているんですが・・・これのアップデートは・・・なさそうな感じ。まぁもともとWindows7のβ版であって7β用のIE8 なんてわざわざリリースする意味がないのは分かってますが(^^;;;

まぁ・・・IEは使ってないし。いいや。

Windows7からIE8はオプション扱いになるそうで・・・おそらく独禁法の裁判がらみだとは思いますが・・・PCメーカーがIEを抜いて他のブラウザを入れた状態でPCを出荷しだしたら、IEのシェアも急落しそうですねぇ・・・。一般のエンドユーザーに限っていえば、「ブラウザなんてどこでもいいよ」っていうのが現状ですから。。。

シェルエクステンション

以前に作ったクリップボード関連のツールをシェルエクステンションで実装しよう、と思って長い間放置していたんですが・・・昼休みと、昨日、今日帰ってから寝るまでの時間で突貫工事で仕上げました(^^ ついでにテキストファイルの内容をコピーする機能も追加。なかなか重宝してます(^^

CF_TEXT2File

CF_TEXT2File

処理の中心となるクリップボードの処理は既に作ってあったので、後はシェルエクステンションのコンテキストメニューハンドラを実装するだけ・・・すぐできると思ってましたが・・・デバッグが思うようにできなくて時間がかかってしまいました。一度エクスプローラ上で右クリックしてコンテキストメニューを出すと、そのエクスプローラ・プロセスを終了させないとシェルエクステンション本体(DLL)を上書きできないので非常に面倒。しかも・・・不用意にデスクトップを右クリックしてしまうと・・・デスクトップ(エクスプローラ)の再起動がかかる・・・

で、やっと望む動作をして完成・・・したと同時に気付いたよ。

「Virtual PC 上のXPでデバッグすりゃいいじゃん!」

年取るのは、いやだねぇ(ーー;;;

また、暇があったら、CF_HDROP フォーマットにも対応させよう。っと。

セブンのマルとバツ

Windows7、まだチョロッとしか使えてないのですが、僕的に気づいたところなど挙げてみる。まぁ、モノがβ版だけにアーダコーダ言うのはお門違い・・・ってなことは承知してます(^^ゞ ご了承のほど。

まず、ハードウェア~Vaio typeT (VGN-TZ90NS)~と関連している点。

まだすべてのデバイスを試せてない(ワンセグチューナ・MOTION EYEなど)のでアレなんですが・・・

  • Fnとの組み合わせで使えないキーがある。
    1. 音量調節(Fn + F3,F4)
    2. 消音ミュート(Fn + F2)
    3. 外部モニタ切り替え(Fn+F7)
  • AVボタンが使えるのは使えるのですが、
    ボタンをミュート(消音)切り替えに関連付けると使えない。
  • バッテリーの減りが心なしか早い気がする。
    おそらく省電力機能がうまく働いていないのかな?
  • ときどき、画面設定をいじるとブラックアウトしてしまう。
    (画面描画が失敗している?)

僕が気になったのは、このぐらいでしょうか。リリース時には解決しているか、SONYからドライバの更新があるでしょう。

で、ソフトウェア編(^^;;;

常用しているツール類、アプリはほとんど動作に影響なし。たまにWindowsの流儀に従わないような(ファイルへのIOやディレクトリ操作で操作対象をハードコードしているような)アプリだと問答無用でエラーになったりしてますが、これはアプリ側の問題かな。

で、ちょっと痛いのが・・・一つ見つかりました。VaioにVisual C++ 2008 Expressを入れているのですが、mt.exe (マニフェストツール)がエラーになってしまいます。ネットで検索してみると・・・なんと、Visual Studio 2008 Expressのリリースノートにちゃんと書いてました・・・ちゃんと読んでいないのがバレバレだ(笑) 回避方法も解説されているのですが・・・なんつーか、まどろこっしい。分かんないけど、Visual Studio側で修正できないのかな?まぁ、いいや、そのうちパッチがでるでしょう。

気づいたのはこんくらいでしょうか。

で、良い点も書いとこう(^^;;;

最大の改良点は・・・UACを調節できることになったことでしょうか。セキュリティ的にUACの機能は絶対必要のものと思いますが、VistaのUACは、アホの一つ覚えにパカパカ、警告が出る。まぁ、セキュリティを堅くしようとすれば操作感で劣り・・・あっちを立てればこちらが立たず。マイクロソフトも散々ですなぁ。

UACの調節

UACの調節

で、ユーザー側でUACの警告が出る頻度を調節できる設定が追加されています。デフォルトでちょい甘めの設定してあるみたいで、Vistaの時のような不快感はない。

あと、エクスプローラのUIというかマイピクチャとかマイ何チャラというフォルダの扱いが変わってます。XPも含めて今まではデスクトップの下にマイドキュメントやらがぶら下がっていたと思いますが、これらが改められて、デスクトップの下にはライブラリというものがぶら下がっています。そのライブラリの下にピクチャとかドキュメントとかあるわけですが、それがただのフォルダではなく、複数のフォルダをまとめて表示している、といった感じでしょうか。

ライブラリ

ライブラリ

イメージ的には、Windows Media Player 11 のライブラリと同じ構造をしています。Windows Media Playerのエクスプローラ版みたいな感じ?おそらくマイクロソフトは様々なデータファイルの扱いを一つのユーザーインターフェイスに統合しよう、という考えなんでしょうね。

で・・・

よくMacのモノマネと、盲目的・一方的に揶揄されることが多いのですが、まぁ便利なものを追求していくと、似たような考え方や実装になるのはしょうがないですよ。

それが早く実現したか、後から出たかの違いだけ・・・のような気がする。

Vistaは未完成品だったのか?

評価・テストバージョンのWindows7 β版をインストールしました。

インストールしたのは、現在Windows Vista SP1がインストールされているVaio typeT (TZ90NS)。ネットで検索してみると、ほとんどのデバイスは正常に認識されるが、指紋認証など一部デバイスがインストール時に認識できない、みたいなブログ記事が結構あったので、ちょっと心配でしたが・・・、結果を先に言うと、すべてのデバイスが正常に認識されインストールできました(^^)

しかしながら・・・すんなりインストールできたか?というと否。
僕は既存のVista SP1に上書きインストールをしました。理由は・・・アプリの再インストールが面倒(笑)なので。

ダウンロードしたISOイメージをDVD-Rに焼いてインストール開始。互換性チェックが開始・・・・終わらない・・・・10分経過・・・・やっと終わった・・・と思ったら・・・以前にインストールしたWindows Power Shellをまず最初にコントロールパネルからアンインストールせよ、と・・・。ちっ!(^^;;;

PowerShellを削除して、いざインストール開始。互換性チェックも無事通り、DVD-Rからどんどんコピーされていく・・・あとは待っておけばいい、とテレビを見ながら・・・・終わらない・・・1時間経過・・・終わらない・・・2時間経過・・・終わらない・・・数年ぶりに徹夜コースか?と思っていたらやっと終わりました。長かった。結局終わったのが昨日の夜中の2時過ぎ。。。疲れた。。。

windows7 β スクリーンショット

で、本題はインストールじゃなくて(^^ゞ、使い心地。

Windows Vista、確かにハイスペックのハードウェアを積めばそこそこ快適なんですが、モバイルノートなんかだとどうにもモッサリしている感がありました。Vistaのユーザーインターフェイスはなかなか良いと思うのだが、いかんせん、動作がトロイ。

で、Windows7β。 基本的にVistaと同じシステムらしいのだが、そのユーザーインターフェイスのキビキビした動作は何だろう? Vistaシステム(勝手に命名してます)のポテンシャルの高さがやっとWindows7で具現化したんだろう。まったく別のOSか?と思うほど動作のトロさが改善されている。β版でこれだと、かなり期待もてます。おそらくリリースしたら僕は速攻で入れ直します。

それにしてもこのβ版、巷で言われているように、すごい完成度が高い。確かにまだメニューが一部英語のままだったり、ダイアログメッセージが英文だったりするのですが・・・。

XP上で動作していたソフトがVistaで怪しい動作していたのが、すべて正常動作しました。一番嬉しかったのがキーバインドを変更するフリーソフトがXPと同じ動作すること。これはかなり嬉しい。Windows内部もかなり手をいれて修正・パフォーマンスアップされているのが体感できます。

他にもワイヤレスLANの接続が早くなったり、メモリ使用量が減っていたり・・・Microsoftはこのβ版を家庭や仕事で使うな! と警告してますが・・・Vaio typeTでこの快適さを経験すると、もうVistaには戻りたくないです。おそらく使用期限の8月いっぱいまで使うと思う。というか、元に戻したくないし。

とりあえず、インストールして1日ほど使ってみた程度なので、使っていて気づいた点とかはまたまとめてこのブログにでも書いていきたい。

モバイルノートとかでVistaを使っていて動作に不満がある人、かつ、仕事でそのPCを使っていない人は、是非試しにWindows7 βのインストールをお奨めする。インストールが失敗するかもしれませんが・・・。ですが、ハイスペックのハードウェア環境でVistaを動かしている人にはあまりメリットがないかも。です。でもまぁ試してみる価値はありそうです。ただし・・・サポートは一切受けられない(当然ですが)ので、すべて自己責任になります。ご注意を。代替機がない人とかは絶対やめた方がいいと思います。

Windows7のリリースは今秋と言われてますが、この様子だともっと早くなると思うんですが・・・どうなんでしょうねぇ。