Vistaは未完成品だったのか?

評価・テストバージョンのWindows7 β版をインストールしました。

インストールしたのは、現在Windows Vista SP1がインストールされているVaio typeT (TZ90NS)。ネットで検索してみると、ほとんどのデバイスは正常に認識されるが、指紋認証など一部デバイスがインストール時に認識できない、みたいなブログ記事が結構あったので、ちょっと心配でしたが・・・、結果を先に言うと、すべてのデバイスが正常に認識されインストールできました(^^)

しかしながら・・・すんなりインストールできたか?というと否。
僕は既存のVista SP1に上書きインストールをしました。理由は・・・アプリの再インストールが面倒(笑)なので。

ダウンロードしたISOイメージをDVD-Rに焼いてインストール開始。互換性チェックが開始・・・・終わらない・・・・10分経過・・・・やっと終わった・・・と思ったら・・・以前にインストールしたWindows Power Shellをまず最初にコントロールパネルからアンインストールせよ、と・・・。ちっ!(^^;;;

PowerShellを削除して、いざインストール開始。互換性チェックも無事通り、DVD-Rからどんどんコピーされていく・・・あとは待っておけばいい、とテレビを見ながら・・・・終わらない・・・1時間経過・・・終わらない・・・2時間経過・・・終わらない・・・数年ぶりに徹夜コースか?と思っていたらやっと終わりました。長かった。結局終わったのが昨日の夜中の2時過ぎ。。。疲れた。。。

windows7 β スクリーンショット

で、本題はインストールじゃなくて(^^ゞ、使い心地。

Windows Vista、確かにハイスペックのハードウェアを積めばそこそこ快適なんですが、モバイルノートなんかだとどうにもモッサリしている感がありました。Vistaのユーザーインターフェイスはなかなか良いと思うのだが、いかんせん、動作がトロイ。

で、Windows7β。 基本的にVistaと同じシステムらしいのだが、そのユーザーインターフェイスのキビキビした動作は何だろう? Vistaシステム(勝手に命名してます)のポテンシャルの高さがやっとWindows7で具現化したんだろう。まったく別のOSか?と思うほど動作のトロさが改善されている。β版でこれだと、かなり期待もてます。おそらくリリースしたら僕は速攻で入れ直します。

それにしてもこのβ版、巷で言われているように、すごい完成度が高い。確かにまだメニューが一部英語のままだったり、ダイアログメッセージが英文だったりするのですが・・・。

XP上で動作していたソフトがVistaで怪しい動作していたのが、すべて正常動作しました。一番嬉しかったのがキーバインドを変更するフリーソフトがXPと同じ動作すること。これはかなり嬉しい。Windows内部もかなり手をいれて修正・パフォーマンスアップされているのが体感できます。

他にもワイヤレスLANの接続が早くなったり、メモリ使用量が減っていたり・・・Microsoftはこのβ版を家庭や仕事で使うな! と警告してますが・・・Vaio typeTでこの快適さを経験すると、もうVistaには戻りたくないです。おそらく使用期限の8月いっぱいまで使うと思う。というか、元に戻したくないし。

とりあえず、インストールして1日ほど使ってみた程度なので、使っていて気づいた点とかはまたまとめてこのブログにでも書いていきたい。

モバイルノートとかでVistaを使っていて動作に不満がある人、かつ、仕事でそのPCを使っていない人は、是非試しにWindows7 βのインストールをお奨めする。インストールが失敗するかもしれませんが・・・。ですが、ハイスペックのハードウェア環境でVistaを動かしている人にはあまりメリットがないかも。です。でもまぁ試してみる価値はありそうです。ただし・・・サポートは一切受けられない(当然ですが)ので、すべて自己責任になります。ご注意を。代替機がない人とかは絶対やめた方がいいと思います。

Windows7のリリースは今秋と言われてますが、この様子だともっと早くなると思うんですが・・・どうなんでしょうねぇ。