簡易ISOファイル作成コマンド

■2021年8月2日 追記


これの続きです。

自分用のツールの置き場、備忘録として記録しています😅

CDやDVDのメディアからISOファイルを作成するのは結構カンタンにできました。
これで殆どやりたいことはできたのですが、やっぱりディレクトリからISOファイルを作るにはどうするんだろう??? という素朴な考えがでてきまして・・・

————– 追記
これが 非Windows OSならば、mkisofs コマンド(genisoimage)をdnfなりaptなりのパッケージマネージャで入れれば解決するんだけど・・・いかんせん、Windowsはそういう便利なコマンドはありません。oscdimg という Windowsのインストールメディアを作成するツールを使えばできるそうです。実用性を重視する人は oscdimg を使うといいと思います😀
追記ここまで —–

ググるとこれもWindowsで標準機能でできるようで・・・具体的にはイメージマスタリングAPIとしてCD/DVD等のファイルシステム作成からメディアへの書き込みまでの機能がCOMサーバーとして提供されているようです。COMサーバーで実装ってことは、WSHやC#から簡単に使える・・・ってことです。

サンプルのコードはもうマイクロソフトのコミュニティーサイトに載ってましたので、これを適当にいじって、任意のディレクトリをISOファイルにビルドできるコードを書いてみました。一つ前に書いたDVDメディアからISOファイルを作るコードも統合してみました。

イメージマスタリングAPIは.NET Frameworkのクラスライブラリで提供されておらず、C#から使用するには、TLBIMPコマンドを使用してタイプライブラリからCLRアセンブリに変換し、コンパイルするときにこのアセンブリを参照しないといけません。Visual Studio のIDE環境を使用する場合はプロジェクトにIMAPI2FS.dllの参照を追加するだけでいいかもしれません。
僕みたいにコンソール画面でカチャカチャする場合は・・・

>> tlbimp c:\WINDOWS\System32\imapi2fs.dll

のようにすると、同名のアセンブリ(dllファイル)ができるので、ソースコードをコンパイルするときに、このDLLファイルを /r オプションで追加します。

殆どサンプルコードをコピペしただけなので、特に特筆するところはありません・・・githubにリポジトリ作ろうと思ったけど、ファイル1個だけなんでgistにした。

一応、タイプライブラリのインポートもあるので nmake用の makefileも書く。

ロック画面のスポットライト画像をコピーしてデスクトップにも流用させたい

ロック画面は何にしてますか?僕は設定でWindowsスポットライトにしてます。
これ、たぶんBingから定期的にダウンロードしてロック画面にスライドショー的に表示していると思うんだけど、なぜかログイン後のデスクトップの背景の設定でWindowsスポットライトの選択肢がないんですよねぇ。

Microsoft Storeで壁紙系のアプリを探せばたぶんあると思いますが、たぶんに要らん機能がくっついてきたり個人情報が抜かれたりと面倒なのでやっぱり自分でなんとかするのが基本です。そうです、信じられるのは唯一自分なのです(笑)

Windowsスポットライトで使用される画像ファイルは、
%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager_cw5n1h2txyewy\LocalState\Assets
に保存されているようです。拡張子がないので判別はできませんが、概ね400KB以上のファイルサイズのファイルが該当する画像で、任意のフォルダにコピーして拡張子.JPGでリネームすれば使いまわせます。ライセンスとか分からんが、どこぞに配布するわけではないので大丈夫でしょう。

定期的にピクチャフォルダにコピーすればいいんですが・・・いちいちフォルダ開いてファイルを選別してコピーしてリネームして・・・うわぁぁぁあーーーーーーん、超絶メンドクセーーーーーーー。
さらに、バックグラウンドでダウンロードされる画像ファイルには縦長と横長がごちゃまぜになっている。縦長の画像は不要なので、これも選別項目です。さらにメンドクサイ。

UNIX系のOSなら find コマンドやらimagemagickを駆使してシェルスクリプト化すればいいんですが・・・。
PowerShellを使えばできそうですけど、んーーーー、C#で組んだ方が早ぇよ。。。ということで、組んでみる。

ファイルサイズを判別するのは簡単で、JPEGファイルの高さと幅を取得するのがメンドクサそうですが・・・単純にSOFマーカーから取得することで手抜きします。完璧にしようとすると僕の知識では無理です。

github

WebClient派生クラスでのクッキー読み書きについて

Tweet image download agent で、致命的なエラーを放置してた件。
もともとファボったツイートの画像だけを自動ダウンロードするために書いたコード。最近はもともとの動機となった機能はほとんど使わず、ツイッター内で検索した画像を自動ダウンロードするために使っていたので、いつの間にかログインできない状態になっていて、それにも気づかず・・・。コメントで報告してもらって初めて気づいたという、お粗末さ(^^;;;

それはともかく、原因は、ログイン後のクッキーの取り扱い。それが雑だったという、二重のお粗末さ・・・。C#使いとしては失格ですえ。

何が原因なのか、VisualStudio2015のIDEでとりあえず、該当箇所をステップ実行してデバッグしてたら、HttpWebResponse.Cookies に セッションクッキーしかストアされていないことに、まず気付いた。要するに、サーバーから返されたレスポンスヘッダ Set-Cookie の Expires が設定されていないものだけが HttpWebResponse.Cookiesにストアされている・・・。

どゆこと?

いくら実行しても、セッションクッキーしか保存されない・・・。これじゃログインが成功してたとしても、だめだわ・・・。
ChromeのDevToolsでTwitterサイトへのログインのレスポンスヘッダーを眺めてたら、あれ? もしかして、Expires に記述されている日付書式のパースに失敗してんのかな???と、グーグル先生に聞いてみると、.NETのSet-Cookieヘッダのパーサーはバカだよ(超意訳)、みたいな投稿が StackOverflowに出てた。

ってなわけで、WebClient.GetWebResponseをオーバーライドして、

WebResponse.Headers[“Set-Cookie”] から自前でクッキーをパースして、CookieContainer.Add しちゃいなよ!

っていうアドバイスに従い、テキトーにパースして Add しちゃう、しちゃう。

でもなー、前はちゃんと動いてたのに・・・。やっぱり、Twitter が吐く Set-Cookieヘッダが変わったぐらいしか、原因が分からないすッ。

探せばもっとマトモなコードがあると思われるので後で探そう・・・とりあえず↓でヨシとする。(要点のみ)
※ すべてのコードは、https://osdn.jp/users/earlgreyx/pf/TwitterImageDownloadAgent/wiki/FrontPage

Console.ReadLine(bool intercept ) が欲しい!

と、思いませんか? うまいもんはうまい。by はや

コンソールなプログラムを C# で組んでいると、パスワードなど見せてはいけないものを入力するケースって意外にありますよね。そういうとき、Linuxとかだと、シェルスクリプトで stty でファイトー、一発!!ってなもんですが、かなしきかな、C#(というより、.Net Frameworkのクラスライブラリ)には、適当なものがありませぬ。

クラスライブラリの広大な海から、やっとこさ、System.Console.ReadKey(bool)というものを見つけました。が、やっぱりその辺は自作しないといけないようで・・・。Console.ReadKey(bool)ってのがあるんだから、Console.ReadLine(bool)くらい作っておいて欲しい・・・そこまで頼るな!って?

どうでもいいけど、拡張メソッドの静的バージョンって欲しいよう(^^;;; Consoleクラスに自作静的メソッドをバカバカ追加して自己満に浸りたい・・・。

愚痴はさておき・・・忘れないようにコード・メモです

追記:バグ修正 (2017/05/17)

フォーム間の依存関係を最小限に

C#備忘ログ

C#でWindowsフォームを使うようなアプリケーションは殆ど書かないのであまり興味もなかったのですが、今回2つのフォームを使うツールを書いたときに困ったことがあった。

フォームA(class FormA : Form) / フォームB(class FormB : Form) の2つがあって、

1)フォームA内に配置したボタン(Button1)をクリックすると、フォームBを生成すると同時にフォームAは非表示へ。
2)フォームBを閉じると、フォームAを表示する。

通常ならたぶん、フォームAの button1の Clickイベントハンドラに フォームBをnewして Show()メソッドをコール。

//子フォームを生成して表示、自身は非表示にする
private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
  this.Hide();
  var formB = new FormB();
  formB.Show(this);
}

そしてフォームBを閉じたり、非表示になった時のイベントハンドラ(FormB_FormClosingとかFormB_VisibleChangeとか)でFormAのShow()メソッドをコール。

//親フォームを表示(復帰)
private void Form1_FormClosing(Object sender, FormClosingEventArgs e)
{
  this.Owner.Show();
}

のような感じになると思うんですが、フォームBを閉じたときに、フォームAを表示するだけじゃなくて、フォームA上のbutton1のTextプロパティの表示も変えたい!とか、button1のEnabledプロパティーを・・・とか、にしたいとき、FormA側にpublicなメソッドを一個追加してコールさせなければならない・・・。

つまり、フォームAの勝手な都合で、全然関係のないフォームBのソースも修正しなければならなくなる。フォームA,フォームBそれぞれがお互いのインスタンスを共有しなければならない、という非常に非効率な状態になる。2つのフォームだけならまだなんとかなるけど、フォーム10個とかになったときの事を考えると恐ろしい。。。

この場合の解決方法はやはり・・・フォームA側から直接フォームBのイベントに+= 演算子でラムダ式を注入するのが一番いい。Showメソッドで自分自身のインスタンスを渡す必要もない。フォームBのソースを汚染することもなくなる。

ま、ちゃんとメソッドを定義して・・・いう書き方の方がいいのか、インラインでラムダ式を放り込む方がいいのか、書き手側の好みの問題でしょうか。

//FormA
private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
  this.Hide();
  var formB = new FormB();
  formB.Show();

  //ラムダ式を注入
  formB.FormClosing += ( bs, be ) => {  Show(); button1.Text = "フォームBは閉じられた!";  };
  //デリゲートを追加
  formB.FormClosing += formBClosed; 
}
private void formBClosed(object sender, FormClosedEventArgs e)
{
    Show();
    button1.Text = "フォームBは閉じられた!";
}

また、FormBの子コントロールの特定のイベントにイベントハンドラを注入したければ、子コントロールにもフォームA側からイベントハンドラを注入してあげればいいが、フォームの子コントロールのアクセスレベルは private なので、単純に子コントロールへはアクセスできない。
そういうときは、フォームBのControlsプロパティから目的の子コントロールを得られる。

//FormA 
private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
  this.Hide();
  var formB = new FormB();
  formB.FormClosing += ( bs, be ) => {  Show();  };
  formB.Show();
  var ctrl = formB.Controls["button2"]);
  ctrl.Click += (bs,be) => button1.Text = "クリックされたよ";
}
//エラー処理はしていないよ

メインフォーム ⇔ 子フォーム間の依存関係はできるだけ避けたいし、子フォーム間同士の依存関係もできるだけ避けたい。お互いのフォームがお互いのインスタンス(正確にはインスタンスへの参照)を持ってコードを書くとフォームが増えるに従って グチャグチャになってしまう気がする。。。
気をつけよう。