CMDとBashと変数展開と・・・

備忘録。

CUIではほとんど WSL1/ubuntu を使っています。WSL2の方が実行パフォーマンスはいいんでしょうけど・・・。

WSL1メインとはいいつつ、コマンドプロンプト(cmd.exe)を全く使わない・・・ということはない。たとえばタスクスケジューラに仕事をしてもらいたい処理は バッチファイル(CMDファイル)に書いて渡す方が何かとトラブルは少なくなりますし。
bitlockerで暗号化しているVHDファイルのマウント処理とかをWindowsのスタートアップスクリプトに登録したりとか、ログオン/ログアウトスクリプトに、後始末するスクリプトとか・・・Windowsのサービスを制御したりとか、コンピュータ名とIPアドレスの対応を調べたりとか、IPのルーティングを変えたりとか、やっぱりcmdファイル(バッチファイル)じゃないと不便なこともあります。

Powershellもありますが・・・ps1ファイルの実行がデフォルトでブロックされているので他所のPCで手軽に動かせない・・・とか、なんかイマイチです。

bashでのシェルスクリプトもウェブ開発では必須なので、いろんな処理の自動化スクリプトをちょくちょく書きます。
・・・で、bashとcmdのスクリプトをいったりきたり、色々書く時いつも躓くのは、変数展開の文法・・・要は書き方をよく忘れてしますこと。頭は悪い上、加齢でどんどん記憶力が落ちていく・・・。
あれ、bashのシェルスクリプトのこういう書き方って、バッチファイルではどうやるんだっけ???ということが度々あるので、カンタンな対応・比較表があれば便利だなと思い、メモついでに書いておく。

最低限こんだけ覚えてればなんとかなる・・・かもしれない。

  bash cmd
1行目 #!/bin/bash @echo off
変数代入 hoge=”This is a sample” SET hoge=This is a sample
変数参照 echo $hoge or echo ${hoge} echo %hoge%
入力 echo -n “please input: ”
read hoge
echo $hoge
SET /P hoge=please input:
echo %hoge%
文字列置換 hoge=”this is my appple pen”
echo ${hoge//this/that}
SET hoge=this is my appple pen
echo %hoge:this=that%
部分文字列 hoge=”this is my appple pen”
echo ${hoge:8:2}
echo ${hoge:8}
SET hoge=this is my appple pen
echo %hoge:~8,2%
echo %hoge:~8%
パス分解
パス
ベース名
拡張子
ファイル名
echo $0
echo ${0%/*}
filename=${0##*/}; echo ${filename%.*}
echo ${0##*.}
echo ${0##*/}
echo %0
echo %~dp0
echo %~n0
echo %~x0
echo %~nx0
日付時刻
乱数(簡易)
echo $(date)
echo $RANDOM
echo %DATE% %TIME%
echo %RANDOM%
IF-ELSE文 if [ expression ] ; then
 …
else
 …
fi
if expression (
 command1
 command2
  ….
) else (
 command3
 command4
 …
)
ループ(while) while [ expression ]
do
 …
done
loop:

if expresssion goto loop
※gotoで代替
実行結果の変数への格納 VAR=$(command arg1 arg2)
VAR=`command arg1 arg2`
FOR /F “usebackq delims=” %%A IN (`command arg1 arg2`) DO (
SET VAR=%%A
)
CSVでのX列目取得 COLX=`echo $str | cut -d, -f X -s` FOR /F ” delims=, tokens=X” %%A IN (“%STR%”) DO SET COLX=%%A

間違いは随時修正中。思いついたら随時追加中。