みんながハッピーになれば良い

が、現実はそんなでもない。

用事に出かけるちょっと前に、父方の親戚から電話が入った。その電話の内容は非常に、かなり、衝撃的なことで、詳細は書けないけど、母親は非常にショックを受けていた。用事をキャンセルして、家にいることになった。

あまり交流のない親戚(血縁的に言えば従妹にあたる)が、亡くなった。僕より3~4歳年下・・・だったと思う。「だったと思う」という言い回しから、いかに交流がなかったというのがよく分かる。小さい頃遊んだ記憶がある、そのぐらい。

そういえば、4年ぐらい前、突然家に電話してきて遊びに来たことがあった。唐突すぎてどう接すればいいのか分からず、正直、そのときは迷惑だな~、と思ったこともあった。帰りに高速バス乗り場に母親と一緒に見送ったときが、結局、顔を見た最後になった。

ただただ、残念・・・。

なにかしら克服できない、超えられないほどの悩みがあったのか、家族や周りにいる親戚がそのサインに気づかなかったのか・・・。自分の心の内を、笑顔の仮面で隠していたのかもしれない。

もっと前向きに生きることはできなかったのか、いや、前向きに生きようと必死すぎて疲れてしまったのかもしれない。もっともっといい加減に楽に生きることができなかったのか、今となってはなんとも言えないけど。

死ぬことを選んでしまった、そのことを責めるつもりはない。死ぬことで楽になれただろうか。

僕の気持ちは、ただ、ただ、残念、の一言に尽きる。

今は冥福を祈るばかりです。