限りなくノンフィクションに近いある日のフィクション

ゴールデンウィーク始まりましたね。ニコニコ超会議とかコスホリとか行きたかったなー。やっぱ、東京っていいなー。

某施設のための集計システム他諸々を受託開発にする話になって、ウェブも絡んでくる話だったので、社内でのミーティングに参加させられてたのですが・・・憂鬱です・・・。関わりたくなくない。。。

開発は、今時の時流に乗って、某大手のクラウドサービスを利用することになっているのですが、開発のメインとなるリーダー(L)の、あまりの計画性の無さ、場当たり的開発手法に、非常な不安を禁じ得ない。

さらには、その打ち合わせに参加している人達の全員が、ウェブアプリケーションのコードを一行も書いたことのない人達(A/B/C・・・)ばかりでシステム営業さんの集まり。新聞やテレビなどのメディアで報道されているレベルの知識と、日頃の業務知識で、聞きかじったIT用語を駆使して喋るもんだから、話は平行線。

A「ハッカーがウェブサーバーを乗っ取ったら、データベースサーバーからデータを抜き取られる!」
【心の声】いやいや、そうなんだけどね・・・ハッカーが乗っ取るのは脆弱性を放置したサーバーであって・・・・

B「ウェブサーバーからデータベースサーバーへのアクセスは禁止にしないとね。」
【心の声】ウェブシステムを全否定するんですね????

B「データベースサーバーから一定時間毎にウェブサーバーに貯めた一時データを取りいくプログラムをバッチで走らせれば!」
【心の声】たかだか受付/ステータス表示にそんな大袈裟なことする必要あるの・・・???

C「何か他に方法は?」
L「それは開発が始まってからどうとでもかなるから・・・」
【心の声】え???どうとでもなるって・・・(゚◇゚) 仕様を決めないで開発はじめちゃうの(゚◇゚)

僕「テーブルの構成とかのデータベース設計は誰がいつ頃してくれるんですかー? 最初に決めてくれないと」
L「それはまだ分からない各々のデータベースを用意してもらったら集めて纏めるから」
僕「いやいや、チームで開発するんだから、データベース設計は最初にきちんと決めておいてくれないと・・・」
L「そういうのは開発の裏の話だから、どうとでもなりますよ」
【心の声】おいおい、お前一人だけで開発すんじゃねーんだよ!!!

ここで僕は、心が折れてしまった。 っていうのも、僕はこの会社の社員じゃないのでこれ以上口を挟んでも、これからの仕事がやりにくくなるのでダンマリを決め込むことにした。

L「とりあえずどういう機能がいるかを担当者からヒヤリングしないと」
【心の声】え??? まだそのレベルなの??? おいらが参加する必要ないじゃん!!!

C「そもそもクラウドにする必要あるの? オンプレミスですれば・・・」
【心の声】こいつ、今更何言ってるの??? よくいるよね「そもそも ○○○ じゃない?」とか言ってちゃぶ台ひっくり返すバカ。

【心の声】そもそも(笑) 、何のミーティングなん???

だれかタスケテ。