ブラック・ジャパンを見た

最近、僕の身近な知り合いが、痴漢の疑いで勾留された。状況から見て、明らかに示談金目当て。

調べてみると・・・今のシステムでは、警察に連れて行かれた時点で、完全にアウト。
警察は検挙率の向上、弁護士は最初っから、ろくに仕事もせず示談にして早々に幕引きをはかりたがり、高い弁護料を取る。

いや、分かってる。警察の言い分、弁護士の言い分は、良く分かる。
結局、示談金を積んで告訴取り下げになるだろう。

・・・何も変わらない。

泣き寝入りしている人も多いと聞く。こういう日本を見ると、何ともやるせない思いでいっぱい。
件の勾留された人が言った。「ブラックジャパンを見たよ」って言われたのが印象的だった。

今回の件で、一番分かったことは、日本の新聞ってのがいかに紙くずだってこと。
外国じゃ、日本の報道機関なんて見向きもされない。完全なお子様扱い。ようやく分かった。
そりゃそうだ、警察の発表をそのまま何の疑いもなく垂れ流してるだけだもの。で、なんかあったら、警察を叩く。
記者は何も調べないし、疑わないし、言うだけ、書くだけ。

僕は、この先、こんな役に立たない新聞を読んで、もっともっと「バカ」になりますよ。