2020年

■2020年01月10日


就職氷河期世代

おいらは就職氷河期世代ど真ん中の人間ですが、この世代は本当にツイテいないの一言に尽きる。
この世代はいろんなレッテル張られている。まず、団塊ジュニア世代、ホント人が多かった。センター試験の受験者数が一番多かったのものこの世代。受験で苦しめられ、いざ大学を卒業してみたら、超就職氷河期時代突入。就職氷河期世代。そして、ロスジェネ、見捨てられた世代、まだまだありそう。

今、就職氷河期世代の中年のオッサン・オバサンを正規雇用に、とか国や地方自治体が救済策を打ち出しているけど、要は働く人が足りない、この世代が一斉に高齢化すると福祉財政がえれぇ大変なことになるから、早めに手を打っておこう、という風なことだろうと思います。

まぁ、でも企業側は、おいらも含めてこういうメンドクサイ世代は「チョー要らねー」って思ってるよ、絶対。かといって、オンリーワンを刷り込まれた今の若い「ゆとり世代」という名の文科省の被害者では、労働力の足しになるとは、思ってないだろう。

やっぱり人が多すぎたんだよ、異常に。団塊ジュニアってんだから団塊世代も人が多かったが、時代が良かった。高度経済成長、ちょっと前の中国みたいな、国の勢いが凄かったから人が多くても維持できてたけど、やっぱり団塊ジュニアの数の多さはやっぱりあの時代は無理だったんだよ、きっと。

まぁ、今になって、ごめんね、ごめんね、ちゃんと考えるからね、って言われてもねぇ、厄介者を企業に押し付けられてる感じがして、当の本人たちも気を遣うよね。

しょうがないよ、団塊ジュニア世代・就職氷河期世代・ロスジェネは単にツいてなかったんだよ。この世代の余剰人員は、生きてて良かった!、と思う事なんか一つもなく、バブルのように消えていくんだよ。